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🏠 家計管理📅 2026年10月4日⏱ 読了 10分

変動金利の5年ルール・125%ルールとは?未払利息と確認点を解説

変動金利の5年ルール・125%ルールとは?未払利息と確認点を解説
📌 この記事の要点
変動金利の5年ルール・125%ルールは全ての銀行・商品に共通ではありません。返済額が変わらない間の元金と利息の内訳、未払利息、契約書で確認したい点を銀行・住宅金融支援機構の公式情報で整理します。

筆者(KENTA)は賃貸暮らしで、住宅ローンを借りた経験はありません。この記事は、銀行と住宅金融支援機構の公式資料を調べて整理した一般的な情報です。特定の銀行・商品・金利タイプを勧めるものではなく、実際の条件は契約書類と金融機関で確認してください。

金利上昇のニュースでは、「変動金利は怖い」と「5年ルールがあるから大丈夫」という二つの説明を見かけます。公式資料を確認すると、どちらも一部は正しいものの、返済額が変わらないことと負担が変わらないことは同じではありません。

📌
この記事で確認すること:①5年ルール・125%ルールの仕組み
②適用されない契約・例外
③元金の減り方と未払利息
④借入前・返済中の確認手順

5年ルールと125%ルールは、返済額の見直し方に関する仕組み

変動金利型住宅ローンでは、金利を半年ごとに見直す例があります。一方で、毎月の返済額を金利見直しのたびに変えるとは限りません。三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行などが案内する5年ルールは、返済額を原則5年ごとに見直す仕組みです。125%ルールは、見直しで増額する場合に、直前の返済額の125%を上限とする仕組みです。

二つのルールの基本
ルール確認できた公式説明の要約
5年ルール金利が変わっても、返済額は原則5年ごとの見直しまで変えない
125%ルール見直しで返済額が増える場合、直前の返済額の1.25倍を上限とする
※ 適用条件・見直し日・未払利息の扱いは商品や契約時期で異なります。

月10万円の返済であれば、125%ルールが適用される見直し時の上限は12万5,000円です。ただし、上限は5年ごとの見直しごとに計算されます。長期では1.25倍を超えて増えることがあり、そもそも上限が適用されない商品・場面もあります。

変動金利なら必ず適用されるわけではない

確認できた銀行の公式情報でも、返済方法、固定金利特約の終了、繰上返済後の再計算、契約時期などで扱いが分かれています。以下は2026年10月4日に各公式ページで確認した範囲です。実際には自分の契約書類が優先されます。

金融機関ごとの案内で確認できた主な条件
金融機関確認できた内容
三菱UFJ銀行変動金利かつ元利均等返済では両ルールあり。元金均等返済では適用なし。
三井住友信託銀行元利均等返済で両方式が基本。ただし適用のない契約を選んだ人もいる。
りそな銀行両ルールあり。固定金利特約終了後に自動で変動型へ移る場合は125%上限がない。
ドコモSMTBネット銀行変動金利・元利均等返済で両ルールあり。一部繰上返済後の再計算には適用されない。
SBI新生銀行公式FAQで125%ルールは適用しないと案内。
楽天銀行元利均等返済で両ルールを適用すると案内。
※ 表は商品の優劣を比べるものではありません。借入中の人は契約時の説明書・返済予定表を確認してください。

返済額が同じでも、金利上昇の影響は元金の減り方に出る

元利均等返済の毎月返済額は、利息と元金に分かれます。5年ルールで返済額が固定されている間に金利が上がると、同じ返済額の中で利息の割合が増え、元金の返済額は減ります。三井住友信託銀行も、利息が増えた分だけ元金の返済額が減少する趣旨を案内しています。

したがって、5年ルールは金利上昇の影響をなくすものではありません。返済額に表れる時期をならす仕組みであり、返済額だけでなく、元金と利息の内訳、残高、次回見直し日を見る必要があります。

金利上昇が大きいと未払利息が生じる場合がある

月の利息が返済額を上回ると、超えた分が未払利息として繰り延べられる場合があります。三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、りそな銀行は未払利息の扱いを案内しています。未払利息がある間は元金が減らないことがあり、最終回に未返済残高や未払利息をまとめて返済する扱いとなる場合があります。

⚠️
未払利息は必ず発生するものではありません。金利水準、残高、返済額、契約条件で変わります。個別の返済額を記事の試算で判断せず、金融機関の返済シミュレーションや返済予定表で確認してください。

仮の試算では、上限があっても残高との差が広がり得る

仕組みを確認するため、借入3,500万円・35年・元利均等返済・当初年0.5%で5年間返済した後、金利が一定になる仮定を置きました。ボーナス返済・繰上返済・日割計算を含まない簡易試算であり、金利の予測や実際の銀行計算ではありません。

5年後に金利が変わる仮の計算
5年後の金利制限なしの新返済額125%上限後10年目の残高比較
1.5%約10.5万円上限未到達差なし
3.0%約12.8万円約11.4万円上限ありは約93万円残高が多い
5.0%約16.3万円約11.4万円未払利息が生じ得る仮定
※ 月利=年利÷12、未払利息自体に利息は付かない前提の簡易試算です。実際の再計算方法は金融機関ごとに異なります。

5.0%のケースは極端な仮定です。この条件では、5年後の月利息が返済額を上回り、簡易試算上の未払利息は10年目までに約78万円です。これは将来を予測する数値ではなく、「返済額が抑えられていても利息・残高は別に確認する」必要を示す例です。

変動型を利用する人が多いからこそ、契約条件を確認する

住宅金融支援機構の2026年1月調査では、2025年4〜9月に住宅ローンを利用した回答者の75.0%が変動型を選びました。同じ調査で、将来の金利上昇時に返済額がどれくらい増えるかの理解に「少し不安」「よく理解していない」「全く理解していない」と答えた人の合計は52.0%でした。調査は回答者1,237件のインターネット調査であり、全ての借入者を表すものではありません。

借入前・返済中に確認するポイント

✅
□ 自分の商品に5年ルール・125%ルールがあるか
□ 元利均等返済か元金均等返済か
□ 固定特約終了・繰上返済後の例外があるか
□ 未払利息と最終返済日の扱い
□ 返済額だけでなく利息・元金・残高の内訳
□ 次回の金利・返済額見直し日と、家計の余力

返済額の見直し時期や細かな計算は、金銭消費貸借契約証書、返済予定表、契約時のリスク説明書、金融機関のマイページ等で確認できます。不明な点は、返済中または検討中の金融機関へ確認するのが確実です。繰上返済、借り換え、固定への切替は手数料や審査、家計の資金計画に関わるため、一律に勧めません。

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まとめ

5年ルール・125%ルールは、返済額の急な変化を抑える仕組みですが、全ての契約に共通するものではありません。ルールが適用されても、金利上昇の影響は元金の減り方、残高、未払利息に表れることがあります。商品名や一般論で決めず、契約書類と金融機関の最新説明で確認します。

確認した一次情報

確認日:2026年10月4日
三菱UFJ銀行「住宅ローンの5年ルール・125%ルールについて知りたい」
三井住友信託銀行「変動金利コースの金利が上がったら返済額はどうなる?」
りそな銀行「住宅ローン返済中の金利と返済額の確認方法」
ドコモSMTBネット銀行「5年ルール/125%ルールについて」
SBI新生銀行「住宅ローンの125パーセントルール」
楽天銀行「5年ルール、125%ルール」
住宅金融支援機構「住宅ローン利用者の実態調査結果(2026年1月調査)」
本記事は一般的な仕組みの整理です。特定の金融機関・商品・金利タイプを勧めるものではありません。実際の返済・借り換え等は、最新の契約条件と家計の状況を確認して判断してください。
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KENTA
建設業勤務・30代。投資と家計管理の試行錯誤を記録しています。