ジュニアNISA廃止後の教育費準備|代わりに何を使うか確認手順

タクミジュニアNISAは終わりましたが、教育費は何で準備すればよいですか?
KENTA制度名から決めず、使う時期と最低限必要な現金を先に確認しよう。
ジュニアNISAは2023年で終了し、2024年以降は新規買付ができません。既に保有している資産の扱いと、これから教育費を準備する方法は分けて考えます。
②教育費を使う時期
③預貯金とNISAの役割
④児童手当の現行制度
⑤公的統計を使った見積もり

先に結論:使う時期で準備方法を分ける
わが家はジュニアNISAを利用しませんでした。現在は子ども2人の教育費を、近く使う分は預貯金、長期間使わない範囲は親名義のNISAで保有する投資信託を含めて準備しています。これは個人の選択で、全家庭に適する方法ではありません。
ジュニアNISAは2023年で終了した
ジュニアNISAは未成年者を対象とした制度で、年間80万円まで新規投資できましたが、2023年で終了しました。2024年以降はジュニアNISAで新たに買い付けることはできません。
わが家は現在子ども2人です。必要額を一つの固定値にせず、子どもごとの年齢、進路、入学時期、現在の家計を分けて見積もります。
わが家が利用しなかった理由
① 当時は払い出し制限があった
制度終了前は、災害等を除き18歳になるまで払い出し制限がありました。教育費は高校・大学入学より前にも発生するため、当時のわが家では流動性を優先しました。
② 親名義の資産と家計全体で管理した
親名義のNISAで教育費相当分を記録する方法はありますが、口座内で教育費が法的に区分されるわけではありません。老後・住宅等の資金と混同しないよう、目標額と利用時期を別に記録します。
③ 制度の使いやすさだけで決めなかった
制度が終了した事実から、当時利用しなかった判断が正しかったとは言えません。利用していた家庭では非課税保有を継続できる場合があります。個人の結果ではなく、当時の制度条件と家計で評価します。
代替策①:預貯金と親のNISAを役割で分ける
親のNISA口座で投資信託等を保有しても、教育費が必要な日に利益が出ている保証はありません。入学金や受験費用など最低限必要な額は、必要時期が近づく前に預貯金で確保します。
代替策②:子どもごとに必要時期と金額を記録する
学資保険、預貯金、NISAは役割が異なります。保障が必要か、元本割れを避けたい金額はいくらか、途中で使う可能性があるかを比較します。わが家が学資保険を利用していないことは、他の家庭に不要だという根拠にはなりません。
未成年者向けNISAの新制度について報道や提案があっても、開始時期・対象年齢・上限等は、成立した法令と金融庁の正式案内を確認してから判断します。本記事では「2027年開始」と確定事項のように扱いません。
相談前に準備するもの
家計簿、預貯金、保険、借入、教育費を使う時期を整理します。相談サービスを使う場合は、報酬、販売商品の範囲、担当者の資格、個人情報の利用目的を確認してください。本記事では成果報酬型の無料相談広告を掲載しません。
まとめ:制度より先に教育費の利用時期を決める
ジュニアNISA終了後は、既存口座の扱いと新しい教育費準備を分けます。教育費は預貯金、保険、NISA等の特徴を比較し、使う時期が近い資金ほど値下がりの影響を受けにくい方法を検討します。
教育費は年齢・進路別に見積もる
教育費を準備するときは、大学費用だけでなく、現在から高校までの学校教育、給食、学校外活動、受験、通学等を時期別に並べます。平均値は目安であり、家庭の必要額そのものではありません。
| 学校種 | 公立 | 私立 | 調査範囲 |
|---|---|---|---|
| 幼稚園 | 18万4,646円 | 34万7,338円 | 学校教育・給食・学校外活動 |
| 小学校 | 33万6,265円 | 182万8,112円 | 同左 |
| 中学校 | 54万2,475円 | 156万359円 | 同左 |
| 高等学校(全日制) | 59万7,752円 | 103万283円 | 同左 |
親のNISAで管理する場合の記録例
同じNISA口座で教育費と老後資金を保有する場合、評価額を一定比率で分けるだけでは、必要日に確保できる金額が分かりません。子どもごとの利用年、最低必要額、現在の現金、投資元本、評価額を記録します。
| 項目 | 記録する内容 |
|---|---|
| 子ども・利用年 | 入学・受験等の予定年 |
| 最低必要額 | 価格変動に頼らず確保する額 |
| 預貯金 | すぐ使える教育費残高 |
| 投資元本・評価額 | 入金と値動きを区別 |
| 不足額 | 利用年までに現金で必要な額 |
| 見直し日 | 進路・家計変更を反映する日 |
「14〜15歳から必ず現金化」のような固定ルールではなく、受験費用、入学金、売却時の価格、他の現金を確認します。必要時期が近づくほど、価格変動を受ける金額を減らすか検討します。
進路は複数の状況で見積もる
進路は本人の希望、学力、地域、通学・下宿、学校の募集要項で変わります。「公立が前提」だけで不足額を計算せず、公立・私立・自宅外通学など複数の状況を用意します。
お金を理由に選択肢を狭めたくない場合でも、将来の投資利益を前提に約束しません。最低限確保したい額と、家計に余裕がある場合に追加する額を分けます。
よくある質問
Q. ジュニアNISA口座を既に持っている場合は?
A. 2023年までに購入した商品は、非課税期間終了後に継続管理勘定へ移り、18歳まで非課税で保有できる場合があります。2024年以降は年齢に関係なく払い出せますが、一部だけの払い出しはできず、全商品・金銭を払い出して口座を廃止します。金融機関の手続きも確認してください。
Q. 新NISAで教育費と老後資金を一緒に積み立ててよい?
A. 同じ親名義口座で保有できますが、教育費が確保される仕組みではありません。目的別に元本・評価額・利用年を記録し、売却後に老後資金が不足しないかも確認します。
Q. 子ども本人がNISAを利用できるのはいつ?
A. 現行NISAは、その年の1月1日時点で18歳以上の国内居住者が対象です。成人後に本人が利用する場合も、家計、目的、元本割れ、商品費用を確認します。親が無断で本人名義の判断を代替しないでください。
まず、子どもごとの利用年と最低必要額を書き、現在の預貯金、保険、投資を照合します。毎月の積立額は、その差額と家計から決めます。
金融庁「2023年までのNISA・ジュニアNISA」
金融庁「資産形成の基本」
こども家庭庁「児童手当」
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」
本記事は一般情報とわが家の選択を分けて示すもので、特定の金融商品・保険・相談サービスを推奨または勧誘するものではありません。