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🏠 家計管理📅 2026年5月15日⏱ 読了 14分

子ども2人の教育費はいくら?公的統計と準備手順

子ども2人の教育費はいくら?公的統計と準備手順
📌 この記事の要点
子ども2人の教育費を、文部科学省・JASSO・こども家庭庁の公的資料を基に整理します。平均額を一つの正解にせず、進路・時期・預貯金・NISA・保険を分けて準備する手順を解説します。

「子ども2人の教育費はいくら必要か」は、2,000万円など一つの数字では決まりません。公立・私立、学校外活動、自宅通学・下宿、大学の設置区分や学部によって、支出額と必要時期が大きく変わります。

わが家は現在、子ども2人を育てています。この記事では個人の積立実績を正解にせず、公的統計の対象範囲を確認し、家庭ごとの教育費予定表を作る手順を整理します。

📌
この記事で確認すること:①幼稚園〜高校の公的統計
②大学費用を別に見積もる理由
③子ども2人の支出時期の重なり
④預貯金・NISA・保険の役割
⑤家計悪化時にも見直せる積立計画
子ども2人の教育費を進路と時期ごとに整理する家計計画

結論:総額より「いつ・何に必要か」を先に分ける

教育費は、現在の学校費、受験・入学時の一時金、大学等の学費、通学・下宿を時期別に分けます。平均総額だけを目標にすると、入学手続き前に現金が足りない、投資資産が値下がり中に売却が必要になる、といった問題を見落とします。

幼稚園から高校までは文部科学省の年額を確認する

令和5年度の学習費総額(1年間・子ども1人当たり)
学校種公立私立
幼稚園18万4,646円34万7,338円
小学校33万6,265円182万8,112円
中学校54万2,475円156万359円
高等学校(全日制)59万7,752円103万283円
※ 文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」。学校教育費・給食費・学校外活動費を含む抽出調査の平均で、大学費用は対象外です。

この年額は全国一律の請求額ではありません。習い事、学習塾、地域、学校、きょうだい、調査年で変わります。年数を掛けた概算を作る場合も、現在の家計簿と学校案内で更新します。

⚠️
統計の範囲を混ぜない:文部科学省の子供の学習費調査は幼稚園〜高校が対象です。大学の学費・生活費を足すときは、JASSOや各大学など別資料の基準年・対象・居住形態を明記します。

大学費用は学費と生活費を分けて見積もる

JASSOの学生生活調査では、学生生活費を「学費」と「生活費」の合計として集計しています。大学学部、短期大学、居住形態、国公私立などで結果が異なるため、大学費用を固定の540万円・730万円とは置きません。

大学等の費用を見積もる確認項目
区分主な内容確認先
入学前受験料、入学金、前期納付金、移動募集要項・大学公式
在学中の学費授業料、施設費、教材、実習大学公式・JASSO調査
生活費住居、食費、光熱、通信、通学家計・JASSO調査
卒業までの期間標準修業年限、留学等学部・制度の公式情報
※ 志望校が決まったら、平均値より各校の最新納付金と生活条件を優先します。

自宅通学か下宿かでも必要額は変わります。大学入学時点だけでなく、在学中の毎月支出を含め、学年ごとの資金繰りを作ります。奨学金や授業料支援制度は対象要件があるため、受給を確定収入として先取りしません。

預貯金・NISA・学資保険は役割が異なる

教育費の準備方法を比較する
方法主な役割主な注意点
預貯金近い支出、最低限必要な金額物価、金利、預金保険制度
NISAで投資長期間使わない資金の運用元本割れ、必要日の値下がり、商品費用
学資保険契約上の受取と保障保険料、中途解約、払込免除等の条件
組み合わせ時期と目的で分ける全体額と重複を定期確認

NISAは対象商品の利益が非課税になる制度で、教育費を保証する商品ではありません。使う時期が近い資金や、値下がり時にも必要な最低額まで株式型商品だけに依存させない方法を検討します。

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相談サービスを使う場合
無料か有料かだけでなく、販売手数料・紹介報酬、取扱商品の範囲、担当者の資格、個人情報の利用目的を確認します。本記事では条件を確認できない成果報酬リンクを掲載しません。

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ここまでの要点

教育費は「2人なら最低2,000万円」などと断定せず、幼稚園〜高校、大学入学、大学在学中を分けます。預貯金・投資・保険を一つに決めるのではなく、必要時期と保障の有無で役割を割り当てます。

子ども2人の予定表は支出が重なる年を探す

子ども2人分を単純に2倍するだけでは、家計の負担時期が分かりません。年齢差、受験時期、入学金、大学在学期間、住宅費や働き方の変化を同じ年表へ置きます。

子ども2人の教育費年表に入れる項目
時期子どもごとの予定家計で確認すること
現在保育・学校・習い事毎月支出と児童手当
受験前塾、検定、受験料一時金と移動費
入学年入学金、前期納付金、用品支払期限前の現金
大学等の在学中学費、通学・下宿きょうだいの在学重複
家計変化時育休、転職、住宅積立の減額・停止条件

児童手当は2024年10月分から高校生年代まで対象が延長され、所得制限が撤廃されました。第3子以降の月額や数え方、申請には条件があります。教育費口座へ全額移すことを前提にせず、現在の養育費を含めて自治体通知と実際の入金を確認します。

NISAを使うなら利用時期と損失額から決める

現在のNISAは18歳以上の本人名義で利用する制度です。親のNISAで子どもの教育費を準備する場合、その資産は親名義であり、「子ども名義のNISA」とは表現しません。非課税枠を使うことと、教育費に適した値動きかは別に判断します。

NISAで教育費を準備するときの確認表
確認項目確認する内容
利用時期最初の支払日と在学中の支出
最低必要額値下がりにさらさない範囲
許容損失評価額が何円下がっても家計を守れるか
商品投資対象、費用、為替、換金日数
出口いつから何回に分けて現金化するか
制度名義、年間投資枠、売却後の総枠
※ 「10年以上なら増える」「15〜17歳で必ず現金化」などの固定ルールではありません。

わが家も預貯金と投資を併用していますが、70対30などの比率は現在の家計による個人例です。収入、現金、進路、住宅費、保障が異なる家庭へ同じ比率を勧めるものではありません。

積立額は固定利回りの到達額から逆算しない

教育費の試算で比べるシナリオ
シナリオ置く条件確認すること
収益なし積立元本のみ毎月額で最低目標へ届くか
値下がり必要時に元本割れ現金で不足を補えるか
プラス複数の仮定利回り税・費用を含めても保証ではない
収入減減額・停止期間あり再開条件と支出削減
進路変更私立・下宿等の差額追加資金と支援制度
※ 一定年率の複利計算は数学上の例で、市場価格の予測ではありません。

月4万円を18年間、年率4%で運用すれば約1,200万円になる、といった旧記事の数字は将来保証と誤解されるため判断根拠から外します。元本だけ、必要時に下落、積立停止を含む複数条件で不足額を確認します。

よくある質問

Q. 子どもが小さいほど投資を始めた方がよいですか?

A. 早く始めれば運用期間は長く取れますが、利益は保証されません。まず現在の養育費、緊急資金、負債、近い支出を確認します。投資しない、少額にする、預貯金を優先する選択もあります。

Q. 奨学金を前提にしてもよいですか?

A. 給付型・貸与型、対象要件、利率、返還方法が異なります。貸与型は原則として返還が必要です。進学時点のJASSO・学校の最新制度を確認し、採用前から確定した資金として扱わないでください。

Q. 共働きを続けられなくなったら積立はどうしますか?

A. 無理に継続する必要はありません。現在の生活と必要な現金を優先し、減額・停止、支出時期、保障、公的給付を見直します。「既存残高が運用を続けるから影響は小さい」とは限らず、値下がりも含めて再計算します。

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確認した一次情報(2026年9月13日確認)
文部科学省「令和5年度子供の学習費調査」
日本学生支援機構「令和6年度学生生活調査」
こども家庭庁「児童手当」
金融庁「資産形成の基本」
本記事は一般的な情報であり、特定の進路、投資・保険商品、奨学金利用を推奨するものではありません。

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KENTA
建設業勤務・30代。投資と家計管理の試行錯誤を記録しています。