eMAXIS Slim全世界株式を5年積み立てた体験談|実績と見直しポイント

私は2021年からeMAXIS Slim全世界株式(オール・カントリー)を積み立てています。2026年8月31日に私の口座記録を確認した時点では、評価額は約565万円、投資元本は約365万円、含み益は約200万円でした。これは一個人の特定時点の結果で、同じ商品・期間・金額でも購入日や相場によって結果は変わります。将来の利益を示すものではありません。
②途中で試した商品と管理負担
③積立を継続・減額・停止する条件
④NISAの非課税と損失の注意点
⑤最新月報・目論見書の確認先

先に結論:含み益ではなく続けられた条件を振り返る
私にとっては、管理する商品を絞り、自動積立を使ったことが判断回数を減らす助けになりました。ただし、現在の含み益だけで当時の選択が常に正しかったとは証明できません。相場が違えば損失になった可能性もあり、今後も値下がりする可能性があります。
5年間の積立記録(2026年8月31日確認)
| 期間 | 当時の月額 | 年間の概算 |
|---|---|---|
| 旧つみたてNISA(2021〜2023年) | 33,333円 | 約40万円 |
| 現行NISA(2024年以降) | 65,000円 | 約78万円 |
確認時点の評価額と投資元本の差は約200万円ですが、含み益は確定した利益ではなく、売却時まで増減します。積立額を増やしたことで投資元本も増えています。成果を比べるときは金額だけでなく、入金額、購入時期、期間、費用、リスクを分けて確認する必要があります。
途中でSCHD・FANG+連動商品・ひふみ投信も試した
投資を始めて2〜3年目ごろ、私は他の商品も少額で保有しました。金額や売買時期は私の口座記録に基づく体験で、各商品の現在の成績や優劣を示すものではありません。
| 商品 | 試した理由 | 当時感じた管理上の負担 |
|---|---|---|
| SCHD(米国高配当ETF) | 分配と値動きを経験したかった | 価格・分配・税・為替の確認項目が増えた |
| FANG+連動商品 | 集中型商品の値動きを知りたかった | 値動きが大きく確認回数が増えた |
| ひふみ投信 | アクティブ運用を比較したかった | 方針・費用・成績を継続して確認する必要があった |
全世界株式型を主力に戻した理由
私が商品を整理した主な理由は、値動きや資料を確認する対象が増え、自分には管理負担が大きかったためです。eMAXIS Slim全世界株式を主力に戻すと確認項目は減りましたが、「何も考えなくてよい」商品ではありません。国・地域や企業の比率、費用、運用方針は変わり得るため、最新月報と目論見書を定期的に確認します。
5年間続けたことと、見直す条件
私は自動積立を継続しましたが、継続したことだけで利益が生まれたとは言えません。相場、為替、購入日、入金額など複数の要因があります。収入減、生活費の不足、近い将来に使う予定、許容損失の超過、商品方針の変更があれば、減額や停止、売却を検討します。
口座開設や積立を急がず、生活費、近く使う資金、借入、毎月の収支を先に確認します。金融機関と商品はキャンペーンではなく、取扱商品、費用、目論見書、サポートを公式情報で比較してください。
5年保有して感じた利点と注意点
自動積立により、購入日を毎月判断する負担は減りました。一方、確認しないままでよいわけではありません。家計、投資目的、商品の中身、費用を年に一度など自分で決めた時期に見直します。確認回数が少ないことは利益や安全の証明ではありません。
まとめ:個人実績と一般的な判断を分ける
| 筆者の体験 | 一般化せず確認すること |
|---|---|
| 積立額を33,333円から65,000円へ変更 | 収入増だけでなく生活資金・近い支出・許容損失を確認 |
| 複数商品を試して主力を整理 | 商品数ではなく投資対象・重複・費用を確認 |
| 残高確認の頻度を減らした | 目的・家計・月報・目論見書は定期確認 |
5年間の主な投資行動を振り返る
以下は私の記録を簡略化したものです。短期間の騰落率や売買結果は、再現性のある方法や各商品の評価を示しません。
| 時期 | 行動 | 現在振り返って確認すること |
|---|---|---|
| 2021年 | 旧つみたてNISAで全世界株式型の積立を開始 | 商品内容と生活資金を理解していたか |
| 2022年 | 相場下落中も当時の設定を継続 | 継続を正解とせず、許容損失と利用時期を確認 |
| 2022〜2024年ごろ | SCHD・FANG+連動商品・ひふみ投信を少額で経験 | 短期成績ではなく、集中・為替・費用・管理負担を確認 |
| 2024年以降 | 主力商品と積立設定を整理 | 定期的に月報・目論見書・家計を見直す |
私には商品を整理する方が管理しやすいと感じました。ただし、最初に選んだ商品を変えないことや、一つの商品だけを持つことが常に正解ではありません。目的、使う時期、投資対象の重複、費用、許容損失に合わなければ見直します。
5年で変えたこと・変えなかったこと
| 項目 | 変えたこと | 継続したこと |
|---|---|---|
| 保有商品 | 複数商品を試した後に整理 | 全世界株式型を主力として保有 |
| 積立金額 | 家計を確認して月額を変更 | 自動積立を利用 |
| 相場下落時 | 確認する項目を整理 | 家計と目的が変わらない間は設定を維持 |
| 口座制度 | 旧制度から現行NISAでの買付へ | 制度・商品資料を確認 |
含み益より先に確認したい3つの条件
含み益は相場で変わります。積立を続けるか決める際は、銘柄や過去の利益より、①生活資金が不足しないか、②使う時期まで値下がりに耐えられるか、③商品の中身と費用を説明できるかを先に確認します。
私が継続しやすくするために使った仕組みと、現在考える注意点を3つ挙げます。
① 確認頻度を決める。毎日の値動きは追わず、月次の入金確認と年次の家計・商品確認を分けました。見ないことではなく、確認項目と時期を決めることが目的です。
② 生活資金を先に確保する。私は給与後に自動積立を設定しましたが、投資を支出より常に優先するという意味ではありません。収入減や急な支出があれば、減額・停止して生活を優先します。
③ 停止・再開の条件を決める。自動化は判断を減らせますが、固定費のように必ず払い続けるものではありません。家計、利用時期、許容損失、商品方針が変われば見直します。
よくある質問
Q. 含み益約200万円には税金がかかりますか?
A. NISA口座で対象商品から得た運用益は制度上非課税です。ただし、NISA口座の損失は特定口座・一般口座の利益と損益通算できず、翌年以降へ繰越控除もできません。旧制度と現行制度、保有口座、取引内容で扱いが異なる場合があるため、金融庁の最新案内を確認してください。
Q. 積立額を増やすタイミングはいつですか?
A. 昇給だけを理由に自動で増やしません。生活費、予備資金、借入、数年以内の支出、値下がり時に受け入れられる損失を確認します。私は収入と制度変更の時期に増額しましたが、家計が厳しくなれば減額・停止も選択肢です。
Q. 全世界株式とS&P500はどちらを選べばよいですか?
A. 全員に共通する正解はありません。全世界株式型でも米国の影響は大きく、S&P500は米国大型株へ集中します。指数、国・地域の比率、銘柄集中、為替、費用を公式資料で比較し、自分の目的と許容損失に合うか判断してください。
金融庁「資産形成の基本」
金融庁「NISAを知る」
金融庁「NISAガイドブック」
三菱UFJアセットマネジメント「eMAXIS Slim 全世界株式」
三菱UFJアセットマネジメント「組入国・地域の確認方法」
本記事は筆者の体験と一般的な確認方法を示すもので、特定の商品・金融機関・投資行動を推奨または勧誘するものではありません。